
橿原市名物「埴輪まんじゅう」は、初代・神武天皇が橿原の地で即位してから2600年を記念した
「皇紀2600年」にあたる昭和15年前後に橿原神宮近くの菓子店で誕生しました。
その後、江戸時代の古い街並みの残る橿原市今井町の菓子店で数十年続けられます。
しかし後継者がなく廃業、平成13年8月製造者から名前を譲り受け、伝統の味をよみがえらせることとなりました。
馬、武人、鈴、壷の4種類の埴輪をかたどった独特の形も以前のまま残し、
若い人にも親しまれるようにと味を改良しました。
しっとり感を出したカステラに、あんは北海道産のアズキであっさり仕上げました。



